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掛け持ちバイトで限界に|トリプルワークで失敗して学んだ自己管理

公開日 約6分で読めます執筆 ハコブ

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収入を増やしたくて仕事を掛け持ちしたものの、体がついてこない。休みの日も働いて、気づけば寝る時間がほとんどない。今まさにそんな状態で、「もう限界かもしれない」と感じている人もいるのではないでしょうか。

筆者はこれまでに9回転職してきましたが、なかでもいちばん苦い経験が、15年ほど前のトリプルワークです。この記事では、その失敗談を正直にお話ししたうえで、掛け持ちで働くときに知っておきたいルールと、失敗しないための考え方を整理します。

結論:まず何を選ぶべきか

結論から言うと、掛け持ちで収入を増やすなら、「睡眠時間を削らないこと」を最優先の条件にしてください。

収入を増やす方法は、掛け持ちだけではありません。本業の年収を上げる交渉をする、資格を取って手当や待遇の良い仕事に移る、在宅でできる副業にするなど、体への負担が小さい方法もあります。掛け持ちは、ほかの方法を検討したうえで、「無理のない範囲で」選ぶのが基本です。

筆者の失敗談:トリプルワークは3か月ももたなかった

15年ほど前、筆者は派遣社員として工場で働きながら、夜はラーメン屋でアルバイト、休みの日はパチンコ店のホールスタッフもしていました。いわゆるトリプルワークです。

きっかけは、前の職場の年収を超えたい一心でした。がむしゃらに働けばなんとかなる、と思っていたのです。ちょうど同じ時期に恋人ができたこともあり、本当に寝る時間がありませんでした。

結果は、3か月も続きませんでした。体力の限界で、パチンコ店のアルバイトの日に寝坊してしまい、そのまま連絡もせずに行かなくなってしまったのです。いわゆる「飛んだ」状態でした。

今振り返ると、職場にも一緒に働いていた人たちにも、大きな迷惑をかけてしまったと思います。ちゃんと自己管理をしないと、自分だけでなく周りにも迷惑がかかる。遅まきながら、この経験でそれを学びました。

主要な選択肢の比較表

収入を増やす主な方法を、体への負担と収入の上がり方で比較しました。

方法 体への負担 収入の上がり方 注意点
平日の夜にアルバイトを掛け持ち 大 すぐ増える 睡眠時間が削られやすい
休日にアルバイトを掛け持ち 中〜大 すぐ増える 休みがなくなり、疲れが抜けない
トリプルワーク(平日夜+休日) 特大 すぐ増える 数か月で限界が来やすい
在宅でできる副業 小〜中 ゆっくり増える 軌道に乗るまで時間がかかる
本業の年収を上げる(交渉・転職) 小 一度上がれば続く 準備と時間が必要
資格を取って待遇の良い仕事に移る 小 一度上がれば続く 勉強の期間が必要

掛け持ちは「すぐに収入が増える」のが魅力ですが、体への負担が大きく、長く続けるのが難しい方法です。長い目で見ると、本業の年収を上げたり、資格で待遇を良くしたりするほうが、無理なく収入を増やせることも多くあります。

メリット

掛け持ちにも、もちろんメリットはあります。

  • すぐに収入を増やせる:働いた分だけ、翌月からすぐに収入が増えます。急にお金が必要になったときには、いちばん確実な方法です。
  • いろいろな仕事を経験できる:違う業種で働くことで、自分に向いている仕事、向いていない仕事が見えてくることがあります。
  • 1つの仕事を失っても収入がゼロにならない:収入源が複数あることで、万が一のときの安心感につながります。

デメリット・注意点

  • 睡眠不足は、判断力と体を確実に削る:筆者の失敗の原因は、まさにこれでした。睡眠が足りない状態で運転や機械の操作をする仕事は、事故の危険も高くなります。
  • 労働時間は、職場をまたいで通算される:労働基準法では、事業場が異なっても労働時間は通算するとされています(第38条)。雇われて働く仕事を掛け持ちする場合は、本業と副業の労働時間を合わせて管理する必要があり、厚生労働省も「副業・兼業の促進に関するガイドライン」で考え方を示しています。
  • 本業の就業規則を確認する:会社によっては、副業を許可制にしていたり、禁止していたりします。掛け持ちを始める前に、必ず就業規則を確認しましょう。
  • 一番大事な関係を失いやすい:時間がないと、家族や恋人、友人との時間も削られます。お金のためにがんばっているはずが、大切なものを失っては本末転倒です。

向いていない人の条件

  • 本業がすでに長時間労働の人:本業だけで疲れ切っている状態で掛け持ちをすると、筆者のように短期間で限界が来てしまいます。
  • 運転や危険を伴う作業が本業の人:寝不足は事故につながります。ドライバーや工場勤務など、集中力が必要な仕事の人ほど、睡眠時間を削る働き方は避けるべきです。
  • 「〇〇円稼ぐまでがんばる」と、根性だけで乗り切ろうとしている人:目標の金額より先に、「週に何時間まで働くか」「何時間は寝るか」という上限を決めておかないと、気づいたときには手遅れになります。

よくある質問(FAQ)

Q. 体力の限界で、アルバイトを辞めたいです。どう伝えればいいですか? A. まずは、できるだけ早く職場に連絡を入れることが大切です。筆者のように連絡をせずに行かなくなるのは、職場に迷惑をかけるうえ、自分自身にも後ろめたさが残ります。直接言いにくい事情がある場合は、退職代行サービスを利用する方法もあります。

Q. 突然辞めてしまった場合、働いた分の給料はもらえますか? A. 実際に働いた分の賃金は、支払われるのが原則です。ただし、制服の返却など職場とのやりとりは必要になるので、まずは連絡を入れて、必要な手続きを確認しましょう。

Q. 掛け持ちせずに収入を上げるには、どうすればいいですか? A. 本業の年収を上げる交渉や、待遇の良い仕事への転職、資格の取得などがあります。年収交渉の記事や、運行管理者資格の取り方の記事も参考にしてください。

まとめ

掛け持ちは、すぐに収入を増やせる一方で、体への負担がとても大きい働き方です。筆者は前の職場の年収を超えたい一心でトリプルワークをしましたが、3か月ももたず、最後は寝坊してそのまま職場に行かなくなるという、いちばんやってはいけない形で終わってしまいました。

収入を増やしたいときこそ、睡眠時間と自分の体を最優先にしてください。掛け持ちをするなら、働く時間の上限を先に決めること。そして、本業の年収アップや資格の取得など、無理なく収入を上げる方法も一緒に考えてみてください。

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