AI副業に興味はあるけれど、「本当に稼げるの?」「始めた人は実際どうなっているの?」と、一歩を踏み出せずにいる人は多いのではないでしょうか。ネットには景気のいい話があふれていますが、うまくいかなかった年の話はなかなか出てきません。
筆者はドライバーとして働きながら、AIを使った副業を続けています。きっかけは、体調を崩して仕事を休んでいた時期に、在宅でできることを探したことでした。この記事では、副業を始めた経緯と、収益が大きく伸びた年も、落ち込んだ年も含めた実際の数字、そこから学んだことを正直に公開します。
結論:まず何を選ぶべきか
最初に、筆者のAI副業の収益の推移をお見せします。
| 時期 | 年間の収益 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 始めた年 | 10万円程度 | AI写真集・AI漫画の販売を始める |
| 翌年 | 100万円超 | AI写真集のブームで大きく伸びる |
| 昨年 | 20万円前後 | AI写真集がまったく売れなくなる |
| 今年(9月時点) | 40万円前後 | AI漫画の販売+依頼を受けての作品提供(年2回ほど) |
見てのとおり、右肩上がりではありません。1年で100万円を超えた年もあれば、そこから大きく落ち込んだ年もあります。
この経験から言える結論は、AI副業は「ブームに乗る」よりも「自分が続けられる形を見つける」ほうが大事だということです。ブームは必ず終わります。筆者の場合、ブームが去ったあとも収益を支えてくれたのは、自分で話を考えて作り続けていたAI漫画でした。
主要な選択肢の比較表
筆者が取り組んできたAI副業を、振り返って比較してみます。
| 副業の種類 | 始めやすさ | 収益の安定性 | 筆者の実感 |
|---|---|---|---|
| AI写真集の販売 | ◎ | 低(流行に大きく左右される) | ブームのときは大きく売れたが、ブームが去ると全く売れなくなった |
| AI漫画の販売 | ○(話を考える力が必要) | 中 | 作るのに時間はかかるが、今の収益の中心 |
| 依頼を受けての作品提供 | △(実績が必要) | 中〜高 | 今年から年2回ほど受けている |
AI写真集は、画像を生成してまとめれば作れるので、始めやすさでは群を抜いていました。ただ、同じように作る人が一気に増え、ブームが落ち着くと売れなくなりました。一方でAI漫画は、話やコマ割りを自分で考える手間がかかるぶん、画像を生成するだけのジャンルとは作り方が大きく違います。AI漫画の具体的な作り方は、絵が描けなくてもAIで漫画は作れるの記事で紹介しています。
メリット
- 体に負担をかけずに、在宅で取り組める:筆者が副業を探し始めたのは、体調を崩して仕事を休んでいた時期に「家でできることはないか」と考えたのがきっかけでした。体調と相談しながら、自分のペースで進められるのは大きな利点です。
- 本業以外の収入の柱ができる:体調を崩して仕事を休んだ経験から、「本業だけに頼っていて大丈夫だろうか」と考えるようになりました。金額は年によって違っても、収入源がもう一つあることは安心につながっています。
- 作ったものが資産として残る:一度販売を始めた作品は、その後も売れる可能性があります。作品が増えるほど、収益の土台が厚くなっていきます。
- 販売以外の仕事につながることもある:筆者は今年から、依頼を受けて作品を提供する仕事も年2回ほど受けています。
デメリット・注意点
- 収益はまったく安定しない:表のとおり、100万円超から20万円前後まで落ち込んだ年もあります。副業の収入を当てにして生活費を組むのは危険です。
- 流行に頼ると、流行とともに終わる:AI写真集は、ブームが去ったことで全く売れなくなりました。流行っているジャンルに飛びつくだけでなく、長く続けられるジャンルを持っておくことが大切です。
- 確定申告が必要になる:会社員の場合、副業の所得(収入から経費を引いた額)が年間20万円を超えると、所得税の確定申告が必要です。筆者は副業を始めてから、毎年自分で確定申告をしています。20万円以下でも住民税の申告は別に必要になるので、詳しくは副業に活かせるスキル・資格の記事も参考にしてください。
- 休職中に副業をする場合は、ルールを確認する:休職中の副業については、会社の就業規則で制限されていることがあります。また、健康保険の傷病手当金を受け取っている場合、働ける状態と判断されると支給に影響する可能性もあります。休職中に副業を考える場合は、事前に会社や加入している健康保険に確認してください。
- 販売サイトごとのルールを守る:AIで作った作品を販売する場合は、AI生成作品であることの表示など、販売サイトごとのルールがあります。
向いていない人の条件
- すぐに安定した収入がほしい人:AI副業は、年ごとの浮き沈みが大きい働き方です。毎月決まった収入が必要な人には向きません。
- 流行の情報だけを追いかけたい人:「今これが稼げる」という情報だけを追うと、ブームが終わるたびにゼロからやり直すことになります。
- 作ることそのものに興味がない人:収益だけが目的だと、売れない時期を乗り越えるのが難しくなります。筆者も、漫画づくりではモチベーションを保つことにいちばん苦労しています。
よくある質問(FAQ)
Q. どんな副業から始めましたか? A. 体調を崩して仕事を休んでいた時期に、在宅でできる副業を探していて、AIを使った作品づくりに出会いました。最初はAI写真集とAI漫画を作って、同人作品の販売サイトで販売していました。
Q. 副業で収益が落ちたとき、どうしましたか? A. AI写真集が売れなくなってからは、AI漫画に力を入れるようにしました。今の収益は、AI漫画の販売と、依頼を受けての作品提供が中心です。
Q. 今後の目標はありますか? A. 中期的な目標は、副業の収入が本業を上回ることです。長期的には、副業の収益の累計で1億円を超えて、副業を本業にすることを目指しています。まだ道のりは長いですが、このサイトでも、その過程を正直に発信していくつもりです。
まとめ
筆者のAI副業は、体調を崩して仕事を休んだ時期に始まりました。収益は、始めた年が10万円程度、翌年に100万円超まで伸びたあと、昨年は20万円前後まで落ち込み、今年は9月時点で40万円前後です。
AI副業は、ブームに乗れば大きく伸びることもありますが、ブームが去れば一気に落ち込みます。だからこそ、流行に振り回されず、自分が楽しく続けられる形を見つけることが大切だと感じています。これからAI副業を始める人は、「すぐに稼ぐ」ことよりも、「長く続けられるか」を基準に選んでみてください。