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副業の確定申告は会計ソフトなしでもできる|国税庁の作成コーナーとAIで自分でやる方法

公開日 約6分で読めます執筆 ハコブ

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副業で収入が出たけれど、確定申告のやり方が分からない。税理士に頼むほどの金額ではないし、会計ソフトを契約するのも面倒。そもそも何から手をつければいいのか分からなくて、つい後回しにしてしまう。そんな人は多いのではないでしょうか。

筆者は会社員として働きながら副業をしていて、副業を始めてから毎年、確定申告を自分でしています。使っているのは、会計ソフトではなく、国税庁の「確定申告書等作成コーナー」とマイナポータル連携です。分からないところは、生成AIに聞きながら進めてきました。この記事では、その方法と、つまずきやすいポイント、AIに聞くときの注意点をまとめます。

結論:まず何を選ぶべきか

結論から言うと、副業の取引がそれほど多くない会社員なら、会計ソフトを使わなくても、国税庁の作成コーナーで確定申告はできます。

必要なものは、次のとおりです。

  • マイナンバーカード
  • マイナンバーカードを読み取れるスマホ(またはICカードリーダライタ)
  • 副業の収入と経費が分かる記録(売上の明細、経費のレシートや領収書など)

国税庁の確定申告書等作成コーナーは、画面の案内に沿って金額を入力していくと、確定申告書ができあがる仕組みです。マイナンバーカードを使えば、そのままe-Taxで提出まで済ませられるので、税務署に行く必要もありません。

さらに、マイナポータル連携を使うと、条件を満たしていれば、給与所得の源泉徴収票や、ふるさと納税・医療費などの控除証明書のデータを自動で入力できます。手入力が減るぶん、入力ミスも防げます。

主要な選択肢の比較表

副業の確定申告のやり方を比較しました。

やり方 費用 向いている人 注意点
国税庁の作成コーナー+マイナポータル連携 無料 取引が少ない会社員の副業 帳簿は自分で別に管理する必要がある
会計ソフト(クラウド型) 有料(月額・年額) 取引が多い人、帳簿をきちんとつけたい人 使い方に慣れるまで少し時間がかかる
税理士に依頼 高め 収入が大きい人、判断が難しいケースがある人 費用に見合うかを考える必要がある

筆者のように、取引の件数がそれほど多くないうちは、無料の作成コーナーで十分に対応できます。一方で、取引が増えてきたり、帳簿をきちんとつけて事業として申告したい場合は、会計ソフトを使ったほうが、日々の記録から申告書の作成までを効率よく進められます。

メリット

  • お金がかからない:国税庁の作成コーナーは無料で使えます。副業を始めたばかりで、まだ収入が少ないうちは、固定費をかけずに済むのが大きな利点です。
  • 家から提出まで済ませられる:マイナンバーカードとスマホがあれば、e-Taxで提出できます。平日に税務署へ行く必要はありません。
  • 自動入力で手間が減る:マイナポータル連携を使えば、源泉徴収票や控除証明書の情報を自動で取り込めます(勤務先や発行元が対応している場合)。
  • 税金の仕組みが分かるようになる:自分で申告してみると、収入・経費・所得の関係が分かるようになり、副業のお金の管理がしやすくなります。

分からないところは生成AIに聞く

筆者は、確定申告で分からない言葉や手順が出てきたとき、生成AIに聞きながら進めてきました。たとえば、次のような聞き方です。

会社員で、副業で収入があります。確定申告書等作成コーナーで、
「【ここに分からない項目名】」という欄が出てきました。
どういう意味で、どんな情報を入力すればいいのか、
税金の知識がない人にも分かるように説明してください。
最後に、正確な情報を確認できる国税庁のページの探し方も教えてください。

用語の意味や、画面のどこを見ればいいのかといった「とっかかり」をつかむのに、生成AIはとても役に立ちます。

デメリット・注意点

  • AIの答えを、そのまま信じない:生成AIは、税金の制度について間違ったことや、古い情報を答えることがあります。金額や控除の条件など、申告の内容に関わることは、必ず国税庁の公式ページや税務署の案内で確認してください。判断に迷う場合は、税務署の相談窓口に聞くのが確実です。
  • マイナンバーや個人情報をAIに入力しない:マイナンバー、住所、正確な収入の金額などは、AIへの質問に含めないようにしましょう。聞きたいのは「仕組み」や「用語の意味」なので、個人を特定できる情報は必要ありません。
  • 所得の区分に注意する:副業の所得が「事業所得」になるか「雑所得」になるかは、その活動の規模や内容によって判断されます。国税庁は2022年に考え方を整理しており、帳簿書類をきちんと記録・保存しているかどうかも判断の要素になります。自分の副業がどちらになるか分からない場合は、国税庁の案内や税務署で確認しましょう。
  • 帳簿や記録は自分で残す:作成コーナーは申告書を作る仕組みなので、日々の売上や経費の記録は自分で管理する必要があります。スプレッドシートなどで、売上と経費を月ごとにまとめておくと、申告のときに困りません。
  • 住民税の申告も忘れない:会社員の場合、副業の所得が年間20万円以下で所得税の確定申告が不要なときでも、住民税の申告は別に必要です。詳しくは副業に活かせるスキル・資格の記事でも触れています。

向いていない人の条件

  • 副業の取引の件数がとても多い人:売上や経費が毎月何十件もある場合は、会計ソフトを使ったほうが、記録と申告の手間を大きく減らせます。
  • 青色申告の特別控除を最大限に受けたい人:複式簿記での記帳などが必要になるため、会計ソフトを使ったほうが現実的です。
  • 判断が難しいケースを抱えている人:所得の区分や経費にできるかどうかなど、判断に迷う点が多い場合は、税務署や税理士に相談するのが安心です。

よくある質問(FAQ)

Q. マイナンバーカードがないとできませんか? A. マイナンバーカードがなくても、作成コーナーで申告書を作って印刷し、郵送や税務署への持参で提出することはできます。ただ、マイナンバーカードがあればe-Taxで提出まで済ませられるので、手間は大きく減ります。

Q. 確定申告の時期はいつですか? A. 所得税の確定申告は、原則として翌年の2月16日から3月15日までの期間に行います(土日などの関係で日付がずれる年もあります)。期限が近づくと作成コーナーが混み合うこともあるので、早めに準備しておくと安心です。

Q. 副業でどのくらい稼いだら確定申告が必要ですか? A. 会社員の場合、副業の所得(収入から経費を引いた額)が年間20万円を超えると、所得税の確定申告が必要です。筆者の副業の収入の実例は、AI副業の収益の浮き沈みを公開した記事で紹介しています。

まとめ

副業の確定申告は、取引がそれほど多くなければ、会計ソフトを使わなくても、国税庁の確定申告書等作成コーナーとマイナポータル連携で自分で済ませられます。筆者も、分からないところを生成AIに聞きながら、毎年自分で申告してきました。

ただし、生成AIの答えはあくまで「とっかかり」です。申告の内容に関わることは、必ず国税庁の公式情報で確認してください。そして、取引が増えてきたら、会計ソフトの利用も検討してみましょう。無理なく続けられる形で、副業のお金をきちんと管理していくことが大切です。

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