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商用利用できるAI画像生成ツールの選び方|規約で見るべき3つのポイント

公開日 約6分で読めます執筆 ハコブ

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AIで作った画像を、ブログのアイキャッチや副業の作品、仕事の資料に使いたい。でも、「商用利用して本当に大丈夫なのか」「あとからトラブルにならないか」が気になって、踏み切れない人は多いのではないでしょうか。

筆者は、画像生成AIのNovelAIを使って漫画を制作し、同人作品の販売サイトで販売しています。この記事では、その経験もふまえて、商用利用できるAI画像生成ツールを選ぶときに規約で確認すべきポイントと、主なツールのルールの違い、使うときの注意点をまとめます。

結論:まず何を選ぶべきか

商用利用を前提にAI画像生成ツールを選ぶなら、規約で次の3つを必ず確認してください。

  1. 商用利用が認められているか(無料プランでも使えるのか、有料プランだけなのか)
  2. 生成した画像の権利が誰にあるか(利用者にあるのか、サービス側が権利を持つのか)
  3. 学習データや、使い方についての制限があるか(既存の作品やキャラクターに似せることの扱いなど)

そのうえで、目的別には次のように選ぶのが基本です。

  • 漫画やイラスト作品をつくりたい → アニメ調のイラストが得意なNovelAIなど
  • 企業の広告や資料など、権利面の安心感を最優先したい → 学習データが許諾済みの素材に限られているAdobe Firefly
  • 仕事の資料の挿絵などを手軽に作りたい → 普段使っているChatGPTなどの画像生成機能

主要な選択肢の比較表

主な画像生成AIの商用利用ルールを比較しました。

ツール 商用利用 生成物の権利 特徴・注意点
NovelAI 可(有料プラン) 利用者に帰属すると規約に明記 アニメ調のイラストが得意。筆者が漫画制作に使用
Midjourney 可(有料プラン) 利用者が利用可能 年間収益が100万ドル以上の企業は、上位プラン(Pro・Mega)の契約が必要
Adobe Firefly 可(ベータ版の機能を除く) Adobeは所有権を主張しない 学習データがAdobe Stockの許諾済み素材などに限られ、企業でも使いやすい
ChatGPT(画像生成) 可 利用者に帰属すると規約に明記 普段の文章づくりと同じ画面で画像も作れる

※各サービスの規約・料金は変更されることがあります。ここでの内容は執筆時点で確認した情報をもとにしています。商用利用する前に、必ず各サービスの最新の利用規約を確認してください。

表のとおり、主要なツールの多くは商用利用を認めています。ただし、無料プランでは商用利用できない、または制限があるケースもあるため、「無料で作った画像をそのまま販売する」前には特に注意が必要です。

メリット

  • 絵が描けなくても、作品や素材を作れる:筆者も絵は描けませんが、NovelAIで生成したイラストを使って漫画を作っています。
  • 素材の購入費や外注費を抑えられる:ブログの画像や資料の挿絵などを、自分で必要な分だけ作れます。
  • 何パターンも試せる:イメージに合うまで、条件を変えて何度でも作り直せます。
  • 副業につながる:作った作品を販売したり、依頼を受けて作品を提供したりする道もあります。筆者のAI副業の実際の収益は、AI副業の収益の浮き沈みを公開した記事で紹介しています。

デメリット・注意点

  • AIで生成しただけの画像は、著作権で保護されない可能性がある:文化庁の考え方では、AI生成物が著作物と認められるかどうかは、利用者の「創作意図」と「創作的寄与」によって判断されます。生成しただけの画像は保護されにくい一方、人が創作的な加筆・修正を加えた部分には著作物性が認められるとされています。
  • 既存の作品やキャラクターに似せない:特定の作品やキャラクター、実在の人物に似せた画像は、他人の権利を侵害するおそれがあります。商用利用するなら、なおさら避けてください。
  • 販売サイトや投稿サイトのルールを守る:pixivでは、AIを使った作品には「AI生成作品」の設定が必要で、偽って申告することは禁止されています。販売サイトにも、それぞれAI作品の表示ルールがあります。
  • 仕事で納品する場合は、AI使用を相手に伝える:クライアントによっては、AIで作った画像の使用を認めていない場合があります。納品前に必ず確認しましょう。

向いていない人の条件

  • ルールを確認せずに、すぐ販売や納品をしたい人:規約や販売サイトのルールを確認しないまま使うと、作品の削除や取引先とのトラブルにつながります。
  • 生成した画像を、そのまま自分の著作物として独占したい人:AIで生成しただけの画像は、著作権で保護されない可能性があります。
  • 写真のように実在の人物をリアルに作りたい人:実在の人物に似せた画像は、肖像権などのトラブルにつながりやすいため注意が必要です。

よくある質問(FAQ)

Q. 無料プランで作った画像も商用利用できますか? A. ツールによって異なります。無料プランでは商用利用できない、または条件付きのツールもあります。商用利用を考えているなら、使う前にそのプランの規約を確認してください。

Q. AIで作った漫画やイラストを販売しても大丈夫ですか? A. 使ったツールの規約で商用利用が認められていて、他人の権利を侵害していなければ、販売すること自体は可能です。筆者もNovelAIで作った漫画を販売しています。作り方は絵が描けなくてもAIで漫画は作れるの記事で詳しく紹介しています。

Q. どのツールから始めればいいですか? A. 作りたいものによります。アニメ調のイラストや漫画ならNovelAI、仕事の資料や広告で権利面の安心感を重視するならAdobe Firefly、まず気軽に試すなら普段使っているChatGPTなどの画像生成機能から始めるのがおすすめです。

まとめ

AI画像生成ツールを商用利用するときは、「商用利用が認められているか」「生成物の権利は誰にあるか」「使い方の制限はあるか」の3点を、規約で必ず確認してください。主要なツールの多くは商用利用を認めていますが、プランによる違いや、著作権・投稿サイトのルールなど、気をつけるべき点もあります。

ルールを守って使えば、AI画像生成は、絵が描けない人でも作品づくりや副業に挑戦できる心強い道具になります。

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